一般

代表挨拶 高橋一美より

2021年7月3日に発生した土石流災害は、多くの人命を奪うと共に、私が生まれ育った伊豆山を一変させました。

発災直後から、近所のおじちゃんおばちゃんの様子を見て回り、毎日ただ目の前にある「困りごと」をがむしゃらに一つひとつ解決しようと動く中で、地域の一番の「困りごと」は情報が集約されていない事だということを知りました。

様々に点在する情報、様々に届く支援策。それらの情報を得ることができない高齢者が点在する伊豆山に、人と人、人と物、人と情報を繋ぐハブになれたらと、この課題解決のために多くの先輩や友人の力を借りて、この度テンカラセンを立ち上げるに至りました。

伊豆山が新しい日常を築いていく過程の中で、最後まで被災者一人ひとりに寄り添える、そのように地域住民の支えとなることを使命に歩みを進めます。

どうかテンカラセンの活動へ深いご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。